在韓外国人のための所得税計算機
韓国で働く外国人は、累進税率の代わりに 19% の単一税率を選べます。二つの方式を並べて計算し、どちらが有利か、年収いくらで逆転するかを示します。
年収が ₩161,800,000 を超えると単一税率のほうが安くなります。
単一税率を選ぶと、非課税・所得控除・税額控除・減免を一切受けられません。総支給額に 19% を掛けた額がそのまま所得税になり、地方所得税 10% が別に付いて実質 20.9% です。
この特例は、韓国で初めて働いた日の属する課税年度から 20 年まで使えます。特殊関係企業での勤務などは対象外です。
一課税期間に韓国に 183 日以上滞在するか、韓国に住所があれば居住者です。居住者は全世界所得に、非居住者は韓国で生じた所得にのみ課税されます。
この計算は目安です。クレジットカード等の所得控除、医療費・教育費の税額控除、租税条約による免除は入れていません。実際の申告は Hometax か会社の担当者に確認してください。
韓国人にはない選択肢
外国のパスポートで韓国で働く人は、所得税の納め方を二つから選べます。ひとつは誰もが使う累進税率、もうひとつは総支給額に 19% を掛けて終わりにする単一税率です。租税特例制限法第 18 条の 2 にある特例です。
単一税率は計算が簡単ですが、その簡単さには代償があります。非課税も、勤労所得控除も、家族の人的控除も、勤労所得税額控除も、医療費・教育費控除も、ひとつも受けられません。総支給額にそのまま 19% が掛かり、その 10% の地方所得税が加わって実質 20.9% になります。
そのため給与が高くないうちは通常方式が圧倒的に有利で、高くなるほど単一税率に傾きます。どこで逆転するかは扶養家族の数と社会保険料によって変わるので、人それぞれです。この計算機は両方を計算して、その分かれ目まで示します。
使えるのは 20 年まで
単一税率の特例は、韓国で初めて働いた日の属する課税年度から 20 年間だけ使えます。もとは 5 年でしたが、2023 年に 20 年へ延長されました。期間が過ぎると通常方式だけが残ります。
すべての外国人が使えるわけでもありません。特殊関係にある企業で働く場合など、除外される事由があります。あてにする前に、会社の担当者か税務署で対象かどうか確認してください。
選択は毎年、年末精算のときか 5 月の確定申告のときに行います。一度選んだら固定というわけではなく、翌年また有利なほうを選び直せます。
居住者と非居住者
一課税期間に韓国に 183 日以上滞在するか、韓国に住所があれば居住者です。居住者は世界中で得た所得に、非居住者は韓国で生じた所得にだけ課税されます。
国籍は関係ありません。外国籍でも要件を満たせば居住者ですし、韓国籍でも満たさなければ非居住者です。この計算機は韓国で受け取る給与を基準にするので、どちらの場合にも使えます。
社会保険は別の話です。健康保険は 6 か月以上の滞在で加入義務があります。国民年金は、母国と韓国の間に社会保障協定があって本国で払い続けている場合、韓国での納付が免除されることがあります。画面の年金スイッチを切るとその前提で計算します。
よくある質問
会社がやってくれるのでは?
会社は年末精算を代行しますが、どちらの方式が有利かを計算して勧めてはくれません。単一税率は本人の申請があって初めて適用されます。先に計算して、どちらにするか会社に伝えてください。
払いすぎた税金は戻りますか?
戻ります。毎月天引きされた税額が最終的な決定税額を上回っていれば、差額が年末精算で還付されます。単一税率を選ぶと決定税額そのものが変わるので、還付額も変わります。
国民年金は出国時に返してもらえますか?
返還一時金を受け取れる国籍と、受け取れない国籍があります。社会保障協定の内容によります。正確なところは自分の国籍で国民年金公団に問い合わせてください。
料率の適用基準は 2026년 기준。計算結果は参考であり法的効力はありません。正確な金額は給与明細と関係機関でご確認ください。